みなさんは、再就職と転職の違いをご存じですか?
転職は会社に在籍しながら、就職活動して職場を変えることを言います。 再就職とは一度会社を辞めてから応募して就職することを言います。
私は50歳を目前にして再就職活動を迫られました。その理由は会社がリストラを始めたからなのですが、それは苦難に満ちた道のりでした。
特に最初の頃は応募しても、応募しても、書類審査が通りません。これでは面接でどんなにいいアピールをしたいと思っても、できません。
ちなみに中高年の再就職した場合の平均的な応募書類の通過率は5%だそうです。つまり100通送って書類が通るのがたったの5通。なかなか厳しい現実ですね。 しかし当時の私の書類通過率は1%でした。100通送って書類審査を通過するのがたったの1通。これにはさすがに落ち込みました。そしてだんだん焦り出しました。
しかし書類審査が通過しないのには、当然理由があります。今から考えるとあの応募書類でよく1%も書類が通ったなと思うほど、ひどい応募書類でした。
仕事に応募する際に必要な書類は二つあります。一つは履歴書で、もう一つは職務経歴書です。応募書類はたったの二種類だけです。 履歴書のフォーマットは基本的に決まっていて、それほど大きな差は出ません。
東京大学や早稲田大学など有名大学を卒業した場合は別ですが、それ以外ではライバル達に大きな差をつけるのが難しくなります。 もう一つの職務経歴書はフォーマットも自由で、何を書くのも自由です。自分の経験した職務内容を詳しく書きます。 最近の転職・再就職活動はこの職務経歴書で決まると言われます。
私は仕事でパワーポイントやワードを使っていたので、書類作りは得意でした。だから職務経歴書も自信満々で作りました。この職務経歴書で落ちるわけないくらいの勢いです。 ただこの職務経歴書は、何でも自由に書いていいとはいえ、5枚も10枚も書けばいいというわけではありません。
応募書類は人事部の少数の人だけが見ます。たいていは1人か2人でしょう。中小企業に至っては別の仕事をしている人が兼務して見る場合も多いでしょう。
しかも中高年の再就職の場合は、一つの求人に対して100件以上の応募がある事が珍しくありません。 そんな担当者に5枚もの職務経歴書を送ったところで、ゴミ箱にポイッと捨てられるでしょう。どんなに素晴らしい経歴があったとしても5枚の職務経歴書を詳しく見てくれる担当者はいません。
自信満々に書き上げた私の職務経歴書もさすがに、たったの1件しか通過しなければ、どこかおかしいとわかります。その一件も応募した人、全員を面接すると話されていたので、実質私の応募書類通過率は悲惨な0件だったわけです。 その間、1ヶ月。もっと早く気がつけよと突っ込まれそうですが、それくらい自信満々だったということです。
私の職務経歴書ですか?何枚あったか知りたいですか?私の職務経歴書はなんと4枚もありました。5枚には1枚足りませんが、堂々たる大作の職務経歴書です。これでは、受かるわけがないですよね。 通常、職務経歴書はA4二枚までが原則です。そして、この日から私の職務経歴書大改造大作戦が始まりました。 では職務経歴書をA4二枚にしたらどうなったと思いますか?なんと書類の通過率がなんと25%になったのです。
1%から25%に赤丸急上昇です。信じられますか?信じられないですよね。
でもこれは事実なのです。 もちろんこれは単純に職務経歴書の枚数を4枚から2枚にしたという話ではありません。職務経歴書のレイアウトも書く内容も全面的に変えました。 実際の合格率はもっと高かったと思います。というのは応募した求人案件のうち半分くらいは年齢を理由に落とされたからです。最初から求人内容に年齢制限があると書いてあれば応募しません。ただ今の法律ですと、建前としては年齢性別で就職の差別をしてはいけないとされていますから、表だって書けないだけで、今でも年齢や性別による選別はあります。
それを考えると書類の合格率は50%近くになっていたことになります。 これ以降、私はほぼ毎週、面接を受けることができました。そうなると心に余裕ができます。なぜならば今受けている面接がダメでも、翌週に別の面接があると思うと、落ち着いて応対ができます。 こうして私は無事に再就職することができました。 これから書く私の体験を元にしたノウハウは、きっと同じように転職や再就職活動で悩んでいる方の役に立つのではないかと思い、書いてみました。
この文章がみなさんの役に立つことを願って、このブログを始めたいと思います。